ご縁があってNetflixに加入させていただく運びとなり、前から評判を聞いて気になってた各種を観まくるフェーズ。
LIGHT HOUSE
オードリー若林と星野源が1か月おきに膝を突き合わせ、それぞれの「悩み」についてトークするという、独自性の高い番組。
正直ベースで申し上げると、トークの内容としては昨今よく叫ばれる「男の生きづらさ」をそれぞれなりの言葉で話しているという趣きであって『斬新!!!!』という感じではなかった。しかしやはり人間は自分の弱点について話すときに真価が問われるのだなという考えの確信度を深めた。
印象に残っているのは、「こういう業界人がキライ」というのを話し合うノリになった時に星野源が「○○する人。嫌いですねえ~~~」と、えも言われぬ笑顔で言い切ったシーン。それまでの人生の大部分があの笑顔の中に詰まっていると思った。
浅草の劇場でコント師の深見千三郎に師事し、やがてテレビに引っ張りだこになる一歩手前までの若き日のビートたけしを描いた映画。
この深見千三郎という芸人を大泉洋が演じているのだが、圧巻の演技だった。テンションとしては『水曜どうでしょう』で藤村Dにクダを巻いているあの感じとさほどかけ離れていない、謂わば「自然体の演技」なのだが一方で完全に役柄に憑依している。主演すなわちビートたけし役の柳楽優弥が憑依型一点突破の演技をしているので余計に際立つ。
ナイツの土屋さんも出てるよ(眼鏡を外しているので言われないと気づかない)。
https://www.netflix.com/jp/title/70167068
ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが出ていると聞けば観ざるをえない。
ストーリーを一言で言うと、『伊坂幸太郎』である(意味は観ればわかるよ)。
昨今、海の向こうでは恋愛映画であろうが遠慮なく大作指向が強められている風潮をひしひしと感じるが、これはそこそこ小ぢんまりしており見終わった後にホッとする感じがした。
余談
『東京タラレバ娘シーズン2』(数年前に完結)が面白さの割にほぼまったく話題になっていないのが不思議である。主人公の設定が『休日はNetflixを見漁る実家暮らしフリーター女子』で、「いよいよ本気で刺しにきたな!!」とワクワクしながら思ったのだが、加減が間違っていたのだろうか…。いい歳してフラフラしてる自覚のある人類、全員読みなさい。